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    【保存版】介護士の面接で気をつけるポイントとよく聞かれる7つの質問/回答例を紹介

    仕事を知る お仕事探し術 面接での心構え 就活の豆知識 就職・転職 2020/01/15

    「介護士の面接に合格するため、必要な準備って…?」

    「スーツなど、服装はどんなものが良いの?」

    「志望動機で反応のいい答え方を知りたい!」

     

    介護士への就職・転職で必ず通るのが採用面接です。確実に緊張する面接の場で、うまく担当者に伝わる回答ができれば好印象を与えることができるでしょう。

    本記事では、「介護士の面接でよく聞かれる質問7つとその模範解答」について解説します。

    介護士の面接で必要な事前準備3つ

    介護士の面接で事前にやっておくべき準備は以下のことがあげられます。

     

    ・持ち物の準備

    ・服装、髪型のチェック

    ・面接での要注意ポイントを抑える

     

    それぞれ解説します。

    ➀持ち物の準備

    介護士の面接で必要な持ち物は、主に以下の3つがあげられます。

     

    ・履歴書、職務経歴書などの提出書類

    ・筆記用具

    ・メモ帳

     

    提出書類に関しては、必ず面接前にメール・電話などで連絡があります。必要書類を忘れてしまうと評価が大きく下がるので、早めの準備を心がけてください。

    また注意点として、『履歴書の種類を間違えない』『転職の場合は職務経歴書も書いておく』という2点を覚えておきましょう。

     

    『履歴書の種類』とは、「正社員用」「パート・アルバイト用」の2種類のことです。コンビニや文具店ではこの2種類がハッキリ分かれて販売されているので、間違えないようにしましょう。

     

    『職務経歴書』に関しては、これまでの学歴・職歴などを時系列で記入します。特に介護経験者の方は、これまでの業種、施設の種類…などを記載するとアピールになるため、記入漏れがないように注意してください。

    また未経験でも、別分野でのスキル・職務経験が生かされる場合もあるため、関係ないと思う経歴もすべて記載することが大事です。

    ②服装・髪型のチェック

    介護士の面接で求められる服装、髪型について、男性・女性に分けて解説します。

    介護士面接/男性の服装・髪型

    男性の服装は、「スーツ」が無難でしょう。

    ただ介護職はラフな服装で働く場合が多いため、事前連絡で「私服でも良いですよ」と指定されることもあります。

    それでも、やはりスーツは「清潔さ・落ち着き」などをアピールできるため、特別な事情がなければスーツで挑むよう心がけてください。色は紺かグレーがオススメでしょう。

     

    また男性の髪型はボサボサの髪型、明るすぎる髪色は、それだけで面接官に「不真面目」な印象を与えてしまいますので、黒髪で短髪が良い印象を与えるでしょう。他にもフケや寝ぐせがあると悪い印象に繋がるので注意しましょう。

    介護士面接/女性の服装・髪型

    女性の服装は、「スーツ」が無難でしょう。

    もし私服を許可された場合でも、面接官によって「良い/悪い」の基準が異なるので、スーツで行くと無難に誠実さをアピールすることができるでしょう。

     

    ブラウスは白・ストッキングは無地のベージュにしましょう。あくまで服装はシンプルなものを心がけ、無駄な減点をしない…というのがポイントです。

    また女性の髪形は、「ヘアゴムやピンでまとめる」のがよいでしょう。長い髪が垂れていると、お辞儀した際に暗く野暮ったい印象を与えてしまいがちです。

     

    髪色に関しては、自然な印象を与える茶髪まででしたら問題はありません。ただ金色に近い場合など、明るすぎるならば落ち着いた色に戻す必要があるでしょう。

    ➂面接での要注意ポイントを抑える

    面接の前に抑えておきたいポイントは以下のことがあげられます。

     

    ・最初から最後まで気を抜かない

    ・無意味な逆質問はしないよう準備する

     

    それぞれ解説します。

    最初から最後まで気を抜かない

    面接が始まる前、面接が終わって帰るときに油断しないよう心がけましょう。

    具体的には、「待ち時間に他の面接者と喋る」「スマホをいじる」「服装を乱す」といった行動は誠実さが欠けた行動とみられ、合否に関わることもありますのでやめましょう。

    油断した時に出る行動こそあなたの本質だと捉えられます。つまり合否に関わることですので完全に面接場所から離れるまでは、上記の行動はグッと我慢するようにしましょう。

    無意味な逆質問をしないよう準備する

    無意味な逆質問とは、『ホームページなどを見れば事前にわかること』です。具体的には「給与面・福利厚生・会社の理念」などが該当します。

    ホームページ等を見れば理解できる内容を逆質問してしまうと、面接官は「あー、この人はたいしてウチに興味が無いな」という悪い印象に繋がるので注意しましょう。

     

    ただ逆に言えば、ホームページなどには載っていない質問をすることで、「興味があります!」という熱意をアピールできます。

    熱意をアピールするための「逆質問の回答例」をこの後にある項目でチェックして、適切なアピールができるよう準備しておきましょう。

    介護士の面接でよく聞かれる7つの質問と回答例

    介護士の面接で頻繁に聞かれる質問例は、主に4パターンに分かれています。

     

    ➀一般的な質問

    ②介護未経験者への質問

    ➂介護経験者への質問

    ④逆質問

     

    この4パターンに区分して、「望ましい回答例/NG回答例」の二点から解説します。

    ➀一般的な質問

    介護士に限らず、多くの面接で質問される事項になります。具体的には下記の5つです。

     

    ・当社の志望動機は?

    ・あなたの経歴は?(=自己PR)

    ・どんな仕事をしたいですか?

    ・夜勤や残業はできますか?

    ・いつから勤務可能ですか?

    当社の志望動機は?

    応募先の事業所で働きたいという「熱意」を確認する質問です。また、事前にシッカリと会社について理解してきたか…ということもアピールできるでしょう。

    望ましい回答例
    ・認知症の予防、対策を、独自の音楽レクリエーションを通して行っていることに対して魅力を感じました。

    ・他社にはない“マンツーマン研修制度”があり、スピード感を持って成長できると考えたので。

    →独自の制度を知っているとアピールしつつ、熱意を伝える

    NG回答例
    ・レクリエーションに力を入れているので魅力を感じました。

    →どの事業所にも言える内容だと薄い印象を与える

    ・給料や家からの近さで選びました

    →自分の利益最優先の回答は悪い印象を与える

    あなたの経歴は?(=自己PR)

    社会人としての経験、そしてスキルを知るための質問です。

    簡潔に答えることで、コミュニケーション能力の高さもアピールできるでしょう。

    望ましい回答例
    ・新卒から飲食店の正社員スタッフとして働いた後、転職して2年ほどデイサービスでヘルパーをしました。これらの経験から、相手のニーズを素早く察して動く力が身に付いています。

    →簡潔に伝えつつ、介護職にも関連するPRをするのがベスト

    NG回答例
    ・飲食店で正社員をしていました。

    →それにより何が身に付いたのかPRできていません

    ・2年ほどデイサービスで働き、食事介助・移動介助・移乗介助・レクのサポートなどをしました。またその時に知り合った同期のヘルパーがミスをした際にも、こういったサポートをして……

    →長すぎて伝わりません。また他人を下げる表現も悪い印象を与えます。

    どんな仕事をしたいですか?

    あなたの希望を確認し、どのポジションに入ってもらうかを検討するための質問です。事前に「どんな人材が求められているか」を調べ、それに刺さる回答ができるとよいでしょう。

    望ましい回答例
    ・将来的には「施設長」を目指し、リーダーシップと利用者様のニーズを満たせる施設を作っていきたいです。

    →事業所が求める人材だとPRしつつ、積極的な印象を与える

    NG回答例
    ・どんなお仕事でも頑張ります

    ・今のところ未定です

    →曖昧な回答は介護職ではNG。どの事業所でもいいのでは?という悪い印象を持たれかねません。

    夜勤や残業はできますか?

    利用者様の状況が変化しがちな介護職では、「夜勤」「残業」が発生します。

    これは職業柄図らずとも発生してしまうことなので、断固拒否はナンセンスだということを覚えておきましょう。

    望ましい回答例
    ・問題ないです。ちなみに手当などは出るのでしょうか?

    ・難しいです。その理由は…

    →良い/悪いにかかわらず、質問や理由を応えることで積極的な姿勢を見せましょう。

    NG回答例
    ・絶対にできません

    ・嫌です

    →断固拒否はNG。ダメならダメで理由を述べること!

    いつから勤務可能ですか?

    入社日を確認するための質問です。

    転職前の手続きなど事情がある場合は、その旨をハッキリと答えましょう。

    望ましい回答例
    ・今週の〇日からで大丈夫です

    →具体的に答えたほうが、相手も調整しやすいので親切です

    ・退職前の手続きがあるので、〇月×日以降でお願いします

    →事情はすべて正直に相談しましょう。たとえ他社の結果待ちがある場合でも、悪い印象には繋がらないので安心してください

    NG回答例
    ・そうですね…少々お待ちください(手帳を開く)

    ・わからないので、後日お伝えします

    →入社する意思がないという印象を与えます。また、スケジュール管理能力に欠ける…という悪い印象にもつながるのでNG!

    ②介護未経験者への質問

    続いては「介護未経験」の方によくある質問例です。

    なぜ介護士を志望したのですか?

    介護士の仕事内容を理解し、熱意があるか確認するための質問です。

    イメージとのギャップが無いと早期退職のリスクを減らせる…というメリットもあります。

    望ましい回答例
    ・以前の職場よりも、「他者に貢献し、やりがいを持てる仕事」をしたかったからです。

    →仕事内容から大きく外れておらず、前向きな回答は高評価

    NG回答例
    ・前の仕事がつまらなかったからです

    →今回も直ぐ辞めるのでは…?と思わせる回答はNGです

    ➂介護経験者への質問

    介護経験者は、より具体的な質問がされます。

    ・前職を辞めた理由は何ですか?

    退職の理由で「トラブル」は無かったか、また同じような理由で退職することはなさそうか…を図るために、この質問はよく聞かれます。

    望ましい回答例
    ・以前の職場では、利用者に対して強く当たってしまう傾向がありました。しかし自分は「利用者に寄り添う」を第一理念にしていたので、転職を決意しています。

    →会社都合はわかりやすい理由なので、問題ありません

    NG回答例
    ・人間関係にトラブルがあり、退職しています

    →今回も起こるのでは…?という悪い印象を与えます

    ④逆質問

    最後に良くされるのが「逆質問」です。

    ・何か質問はありますか?

    事業所への志望度を自由にアピールできる最後のチャンスなので、的確な質問を投げかけて、採用を勝ち取りましょう。

    望ましい回答例
    ・社内研修では「介護技術の習得を学べる」とホームページに書かれていましたが、より具体的な内容を教えてください。

    →シッカリ調べてきたという姿勢がGOOD!

    ・御社で早くキャリアアップした方の共通点は?

    →前向きな姿勢をアピールする質問は高評価です

    NG回答例
    ・大丈夫です。特にありません

    →入社への熱意がないと捉えられてしまいます

    ・給料はいくらでしょうか?

    →条件面はネットでいくらでも調べられますし、「では条件が変わったら辞めるのか?」…と悪い印象を与えてしまいます

    最後に

    ・持ち物は「履歴書、職務経歴書、筆記用具、メモ」が必須

     

    ・面接の服装は性別問わず「スーツ」

     

    ・髪型は、男性は清潔感のある黒髪短髪。女性は結んでスッキリと

     

    ・面接時は最初から最後まで気を抜かないこと

     

    ・一般的な質問

    →志望理由は「会社の理解と熱意」をアピール

    →経歴は「簡潔に伝える」こと

    →希望の仕事は「会社が求める人材になれる」とPR

    →夜勤や残業は「断固拒否だけはNG」である

    →勤務可能日は「明確に」応える

     

    ・未経験者への質問

    →介護士にした理由は「前向きに」応える

     

    ・経験者への質問

    →前職を辞めた理由は「トラブル以外」で回答

     

    ・逆質問では「事前に調べた事」「前向きな姿勢」が伝わるものを聞く

     

    介護士の面接では、「とにかく前向きに」という意識で挑みましょう。コミュニケーションが多いサービス職ですから、笑顔があり、それなりに楽しく会話できるだけで好印象を与えるでしょう。

     

    これまでに挙げたテクニックと、「前向きな姿勢」をシッカリと抑え、ぜひ採用を勝ち取ってください。

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