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    訪問介護員(ホームヘルパー)がしんどいと感じる瞬間とは? つらい・きついときの対処法を紹介!

    仕事を知る 就職・転職 コラム 2022/09/30

    訪問介護員が訪問介護のなかで「しんどい」と感じる瞬間は数多くあることでしょう。どんなときにストレスを感じてしまうのでしょうか。そんなときはどう対処すればよいのかについてご紹介いたします。

    また、訪問介護はしんどいと感じるばかりではありません。訪問介護のなかで訪問介護員がしんどいと感じることを忘れる瞬間についてもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

    訪問介護がしんどいと感じる瞬間

    仕事を通じて、訪問介護員がしんどいと感じる瞬間についてご紹介いたします。

     1人で介護を担うことがしんどい

    訪問介護の場合は、1人で利用者の方の介護を担うことになります。

    決められた時間のなかで身体介護や生活援助を行うことが求められるので、時間に余裕がもてない場合も少なくありません。

    1人で介護を担うからこそ、訪問介護が1件終わるたびに蓄積される体力の消耗がしんどさを強く感じることにつながります。

     人間関係がしんどい

    訪問介護のなかで生じる人間関係には、利用者の方との人間関係と介護員同士の人間関係があります。

    訪問介護は人と人が関わる仕事なので、利用者の方の考えを受け入れて合わせるよう意識することが大切だし、ときには、利用者の方の言動に負担を感じるということもあるかもしれません。

    訪問介護は1対1で対応することが多いので、利用者の方と信頼関係が構築できている場合は身体介護や生活援助への理解や協力をお互いに共有できます。しかし、信頼関係が構築できていないと、場合によっては利用者の方が身体介護や生活援助の内容を拒否してしまうこともあるでしょう。このようなことが、人間関係でしんどいと考えてしまうことにつながってしまいます。

    同じ利用者の方へ訪問介護を行っている訪問介護員同士で情報交換や連携をもつことができていると、支援内容も効果的なものになり、利用者の方の満足感も大きくなります。しかし、訪問介護員同士の人間関係が悪い、連携ができていないなど関係性が悪いと、支援内容にバラつきや質の違いが生じるだけでなく、利用者の方のなかで訪問介護員への対応に差が出てしまうことにつながってしまうかもしれません。不安定な環境の中で訪問介護を行っていくことに、よりしんどさを感じてしまう訪問介護員も出てしまうことでしょう。

     スケジュール管理がしんどい

    訪問介護は限られた時間内で身体介護や生活援助を行います。

    訪問介護で必要な支援内容はあらかじめ決められている内容だけでなく、訪問時点での状況に合わせて臨機応変に対応が求められることもあります。

    1日に訪問する件数が複数になる場合は、次に訪問しないといけない時間を気にしながら動くことが必要になるので、スケジュール管理に気を遣います。しかし、スケジュール管理に神経を尖らせ続けると、しんどさを感じるなかで、自分が思うような支援ができないと考えてしまう負の状況に陥ってしまう危険があります。

     収入を考えるとしんどい

    正規職員として働く場合と非常勤として働く場合では収入に対する考え方が変わってきます。

    正規職員として働く場合は、訪問介護の件数に多少があっても固定給のためあまり変化が出ない場合が多いです。2021年度における訪問介護職員の平均給与額(月給)は常勤で31万4,590円です。正規職員の場合は訪問介護員をコーディネートする管理者へのステップアップを考えることも可能となり、さらに、資格を取得して収入アップにつなげることもできます。しかしながら、将来を見通す上でさらなる収入アップを望んだとしても、限りがあることを考えないといけないので、このまま訪問介護の仕事を続けてもよいのかどうか悩むところとなるでしょう。

    非常勤やパートとして働く場合は、固定給の場合と1ヶ月にどれだけ訪問介護の件数をこなすかで収入が変化する場合の2つに分かれます。

    非常勤の平均給与額(月給)は20万1,120円ですが、これ以上の収入アップを見込める可能性は少ないので、正規職員になりキャリアアップを目指すか、このまま非常勤で仕事を続けていくかどうかを選択することが求められます。

    また、非常勤で働き訪問介護に入った時間給を収入とする場合は、予定していた訪問介護が急にキャンセルになる場合もあるということも頭に入れておく必要があります。月々の収入額が不安定になることもあり、収入について考えるとしんどくなるかもしれません。

    ただし、非常勤で働く場合も資格取得により有利になることが多いので、早い段階での資格取得をおすすめします。

    【参考】令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.147)

    訪問介護員がしんどさを忘れられる瞬間もある

    しんどさを忘れることができる瞬間や頑張ろうと感じる瞬間が積み重ねられていくことで、訪問介護の仕事を天職として続けていけることでしょう。

    ここでは、しんどさを忘れられる瞬間についてご紹介いたします。

     利用者の方からの「ありがとう」

    利用者の方からの感謝の気持ち、労いの言葉こそがしんどいと感じる感情を洗い流してくれることでしょう。

    利用者の方からの「ありがとう」は訪問介護員への信頼の意思表示として考えることもできるので、信頼してもらえている分より一層訪問介護を頑張ろうという気持ちになれます。

     「自分だからできる」と思えるやりがい

    訪問介護の仕事を通じて感じるやりがいや「自分は訪問介護ができる」という自信をもつことで、しんどさを感じる気持ちに打ち勝つことができます。

    自分自身の得意分野や苦手分野などを把握し訪問介護を行うことで、「自分だからできる!」と思えるようになり、やりがいにつなげることができるでしょう。

     目標に向かって頑張る気持ち

    どんな仕事でも続けていくには目標を持ち続けることが大切です。

    日々、1件1件訪問介護をこなしていくだけにとどまらず、介護の質やモチベーションを高めるために介護福祉士などの資格の取得を目指してみましょう。目標を掲げ日々頑張ろうとする気持ちが訪問介護のしんどさから気持ちを切り換えることにつなげることができます。

     しんどい気持ちを介護職員同士で共有する

    訪問介護にしんどさを感じ、慢性的にストレスを抱え込んでいると、バーンアウト(燃え尽き症候群)に陥ってしまう危険があります。

    日々の訪問介護によるストレスを介護職員同士で共有することで、自分が抱いていたしんどさに対する解決方法を見つけられたり、心が軽くなったりする場合もあります。しんどい気持ちになってしまう状況を介護職員同士の課題として、研修やケース会議を通じて一緒に考えることで協働・連携につながり、支援がより効果的になることも期待できます。

    しんどい・きついと感じたときの対処法

     相談

    訪問介護がしんどい・きついと感じたときは一人で考え込まずに相談しましょう。

    同じ職場の訪問介護員や上司にあたる職員にしんどい・きついと感じる気持ちを吐き出すことで、自分自身の思いや考えを落ち着いて整理することができるようになります。しんどい・きついと感じることへの対処法を導き出すことにもつながるでしょう。

     研修に参加する

    訪問介護がしんどい・きついと感じるとき、自分自身の訪問介護実践や介護技術を主観的・客観的に振り返るために、研修に参加することも対処法の1つです。

    研修に参加することで、自分と同じような目標や志を持っている人たちと出会える機会も得られます。

    日ごろからしんどい・きついと感じる事例や難しさを感じる事例について意見交換をするなかで、対処法が見つかり自分自身の介護技術も磨かれることでしょう。

     気分転換をする

    しんどい・きついと感じているときは自分自身の心身が疲れているとき、働き続けている状況になっているときということが少なくありません。

    趣味ややってみたいことなどをする時間を作り、気分転換をすることは訪問介護を長く続けていくために大切になる対処法です。訪問介護のことを考えない時間を作り過ごすことで、仕事で活用できるアイデアが思い浮かぶこともあるかもしれません。

    訪問介護の仕事をする”ON”とプライベートの時間を過ごす”OFF”の切り替えをすることを意識するようにしましょう。

     転職

    訪問介護がしんどい・きついと感じる環境で仕事を続けていくことは、身体的にも精神的にも自分自身に負担を加え続けていくことになります。

    さまざまな対処法を行ってもしんどい・きついと感じる状況が変わらない場合は、働く環境を変えることや転職することを考えてみるのも訪問介護の仕事を続けるために必要な選択肢になります。もし、転職について考えてみようと思ったときはジョブトル介護を検索してみましょう。自分の仕事にポジティブであるために、あれこれと妥協はせずいろいろな条件を当てはめて、自分に合った働き方ができる職場を見つけましょう。

    まとめ

    訪問介護員は利用者の方と1対1で関わることが多くなるため、人間関係やスケジュール調整などでしんどいと感じることが出てきます。しかし、訪問介護はしんどいだけではなく、利用者の方からの心からの感謝の言葉が自分自身を成長させてくれることも忘れてはいけません。

    まずは、しんどい・きついときは1人で抱え込まないで、職場の介護職員に相談する、研修に参加する、仕事の時間とプライベートの時間のバランスを保つことを意識するなどの対処法を試してみることが大切です。

    それでも仕事がしんどい・きついと感じてしまうなら、ジョブトル介護を利用して、自分の目標やライフスタイルに合った職場を探してみましょう。

    ストレスをため込まず、やりがいを見つけながら、直接人の役に立つ訪問介護員として誇りをもってキャリアを積み上げていってください。

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