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    介護士の髪色はどこまで許される?今すぐできるヘアアレンジを解説

    仕事を知る コラム 2022/12/05

    介護士としてふさわしい髪色について気になっている方は多いのではないでしょうか。介護士としての髪色やヘアアレンジがどこまで許されるのか、自由にできるのはどこまでなのかを紹介していきます。

    また、介護士として求められるヘアアレンジだけでなく装飾品や身だしなみに対する考え方を学んでいきましょう。

    介護士の髪色と介護の関係について

    まずは、介護士の髪色と介護の関係について紹介いたします。

    介護士の身だしなみについて

    介護士として働くにあたり、まずは社会人としての身だしなみ、「相手が不快を感じない身だしなみ」を考えることが必要です。介護士としての身だしなみに関しては、「相手が不快を感じない身だしなみ」であることを踏まえたうえで、利用者さんが「安心」・「安全」・「気持ち良く」介護を受けられるように考えることが求められます。

    介護士の髪色と介護の関係について

    利用者さんが介護士を見た目で判断する様々なポイントのなかに髪色も含まれます。介護士の髪色から、利用者さんが「この介護士に介護してもらいたい」と思うこともあれば「この介護士に介護してもらうのは怖い」と感じる場合もあります。

    自分自身の身だしなみだから、髪型を整えてさえいれば髪色は介護士の自由だと考えるのではなく、介護士の髪色が利用者さんに与える見た目の印象に影響があることを知っておきましょう。

    介護士としてふさわしい髪色について

    介護士として利用者さんが不快に感じない髪色について紹介いたします。

    派手な髪色はNG

    施設・事業所の規定として、介護士の髪色で派手なカラーを用いることを禁止している場合が多くあります。派手な髪色は介護士として、「だらしない」印象や「怖い」と感じる場合があるため、ふさわしい髪色とは言い難いのではないでしょうか。

    茶髪にする場合は注意が必要

    派手な髪色でも茶髪に関しては問題ないとする場合もありますが、茶髪のなかでも明るさ(トーン)の度合いを指定される場合があります。トーンレベルに関しては明るい色味になるとNGになる場合が多く、暗いトーンは落ち着いた雰囲気になるので大丈夫と判断される場合があります。

    介護士の髪色として許容範囲の内容に関しては事前に施設・事業所に確認するようにしましょう。

    ブリーチは控えた方が良い

    髪色を脱色するブリーチに関しては、脱色することで髪の色合いが明るいトーンになるので、施設・事業所によってはNGとされる場合があります。

    髪の色合いが明るいトーンになることで利用者さんが介護士に感じる印象が変わりますので、「だらしない」印象や「怖い」と感じるのではないかと思う場合はブリーチを控えた方が良いでしょう。

    髪色を決める際に介護士として気をつけることについて解説

    介護士が髪色を決める際は、介護士として利用者さんと関わる時にふさわしい身だしなみについて考えることが大切です。介護士の髪色から、怖いと感じる、不快を感じることで介護を利用することが不安になり、介護を拒否してしまうという事態になることも考えられます。

    「相手が不快を感じない身だしなみ」であること、利用者さんが「安心」・「安全」・「気持ち良く」介護を受けられるように考えたうえで髪色を決めるようにしましょう。

    髪色を手軽に変えられるようになり、社会に浸透していったのは1990年代頃からとなりますので、まだまだ最近の話しになります。

    利用者さんにとっては介護士が髪色を変えることが考えられない、理解できないと感じる場合もありますので、年代による感じ方の違いを考慮することも大切です。

    介護士としてふさわしいヘアアレンジについて紹介

    ヘアアレンジは髪色と同じように利用者さんが介護士に感じる印象を左右するポイントの1つになります。介護士としてふさわしいヘアアレンジに関して以下の内容を考えることが求められます。

    長髪はNG

    長髪の状態で介護すると、利用者さんに介護士の髪が当たることで不快を感じさせ、目に入る危険性もあります。また、介護用具や医療機器に髪の毛が引っかかることで介護士や利用者さんの怪我につながります。食事介助の際に髪の毛が食事に入ることは衛生面でも良くありません。

    施設・事業所の規定として長髪はNGとしている場合も多いです、ヘアアレンジの際に気をつけましょう。

    ヘアゴム、髪留め、ヘアピンの使用には要注意

    緩いヘアゴムの使用やヘアピンを使用する際に、落としてしまうことで利用者さんの誤飲につながる危険性があります。ヘアピンの使用を認めていない施設・事業所もありますので事前に確認するようにしましょう。

    髪留めについても利用者さんに当たることで怪我のリスクになりますので、しっかり固定できること、装飾品がなくシンプルな髪留めを使用するようにしてください。

    ヘアスプレーやヘアオイルは無香料を選ぶ

    ヘアスプレーやヘアオイル等のなかには香料の強いものがあります。香料によっては利用者さんが不快に感じたり、体調不良を起こす原因になる可能性があるので、使用する際は無香料のものを選びましょう。

    介護士として装飾品はふさわしい?

    ヘアアレンジに関連して、介護士として装飾品はふさわしいかどうかに関して紹介いたします。

    ピアス・イヤリング

    ピアスやイヤリングは利用者さんに当たることで怪我につながる可能性があること、落とすことで誤飲を引き起こす可能性があること、利用者さんに引っ張られることで介護士が怪我する可能性もあります。施設・事業所の規定としてNGとしている場合が多いです。

    ネイル

    衛生面や介護士の感染予防の観点から、ネイルをアレンジすることは施設・事業所の規定としてNGとしている場合がほとんどです。爪を短く整えることが介護士として求められる姿勢の1つとしても考えられます。
    例外もあり、爪を保護する目的で手入れしている場合は状況によっては認められる場合があります。事前に施設・事業所に確認するようにしましょう。

    アクセサリー

    ヘアゴム、髪留め、ヘアピンやピアス・イヤリングと同様に落としてしまうことで、利用者さんの誤飲につながり、怪我にもつながります。施設・事業所の規定としてNGとしている場合が多いです。

    結婚指輪

    施設・事業所によっては認められる場合もありますが、指輪をしながら介護することで支障が出る場合があります。また、結婚指輪をしていることで不必要に利用者さんから介護士のプライベートを問われることで利用者さんとの関係性に支障が出る場合もないとはいえません。

    失くさないためにも介護士として利用者さんと関わる際に結婚指輪は外しておくことをお勧めします。

    介護士の髪色やヘアアレンジで期待される効果を紹介

    介護士の髪色やヘアアレンジで利用者さんにとって期待される効果があります。

    利用者さんが生きてきた人生のなかで、懐かしいと思える髪色やヘアアレンジを介護士がすることは心理療法の1つである回想法の取り組みとして考えられます。回想法は、懐かしいと感じる事柄を見たり、触れたりしながら、昔の経験や思い出を語り合う心理療法です。

    例えば、行事等のハレの日の利用者さんの身だしなみだけでなく、介護士の髪色やヘアアレンジを工夫してみることが利用者さんにとって良い刺激になることがあります。

    この刺激には、活動性・自発性・集中力を向上すること、自発語の増加のきっかけとなり、認知症の進行の予防となることが期待できます。

    【参考】公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット 回想法

    まとめ

    介護士の身だしなみとして髪色は利用者さんに与える印象のポイントの1つになります。「相手が不快を感じない身だしなみ」であること、利用者さんが「安心」・「安全」・「気持ち良く」介護を受けられることを考えたうえで、介護士の髪色やヘアアレンジを考えるようにしましょう。

    自己判断で迷う場合は施設・事業所に事前に確認することが大切です。介護士として髪色や身だしなみだけを意識すればよいのではなく、日頃から利用者さんとの関わり方や言動についても気をつけることを忘れないようにしましょう。

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